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2021年3月13日から全ての普通列車がワンマン運転となるため、車掌が乗務するのは3月12日が最後となるので、迷惑承知でツーマン運転最後の日を勝手に追ってみました。車掌の活躍を最も身近に見られる場所が駅なので、すべて駅撮りです。
ツーマン運転最後の日。終日曇りで昼ごろには一時雨という予報でしたが、薄っすら晴れてきました。
新治駅 725M
下館駅での下り列車交換待ち合わせでよく見られた光景も今日で最後。何を話しているかまでは知りません。
下館駅 1732M & 730M
結城駅 1732M
結城駅 1733M
東結城駅 735M
ホーム上で立っている男性は、車掌が扱う発車ベルの音を収録するいわゆる「音鉄」です。今年に入ってからこういった趣味の方々をぼつぼつ見るようになりましたが、今日は最後とあって本格的な機材を抱えて録音している方も多く見受けられました。
東結城駅 737M
2009年3月のダイヤ改正で使用が始まった発車ベルですが、ワンマン化によって12年でその役目を終えます。
川島駅 1742M
電車を見に来ていた母子と車掌さんの一瞬の邂逅。こういう光景も見れなくなると思うと、少し寂しくなります。
玉戸駅 743M
改札付近を伺う車掌。乗り遅れる人がいないか見てくれています。明日以降、こういう配慮がなされるのか気がかりです。
玉戸駅 744M
お昼に一旦帰宅している間に沿線火災で遅延が発生。10分弱の遅れのため、ピタッと止まったサッと出て行きました。
笠間駅 749M
笠間駅 752M
友部駅 754M
宍戸駅にはJR水戸線内で唯一、車掌用のモニターが付いています。これも本日をもってお役御免です。
宍戸駅 753M
福原駅 758M
羽黒駅 757M
岩瀬駅 759M
この後も出来る限り撮影を続ける予定でしたが、予定が変わってここまでとなりました。最終列車では車掌より感謝の車内アナウンスもあったそうです。JR東北本線(黒磯−新白河・白河)とJR水戸線が中編成ワンマンの礎となるようで、その範囲はどんどん広がる見込みです。さらには長編成でもワンマン運転が計画されていますので、やがては車掌が乗務する列車の方が珍しくなるのかも知れません。
大和駅 761M