ホーム > 特集 > 鉄旅れぽーと > 2023年8月27日 ときわ路パス(夏)


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  • 今回の旅の目的
    コロナ禍以降、ときわ路パスを利用するとポストカードや鉄カードがもらえるキャンペーンが実施されてきましたが、2023年冬(1〜3月)は実施されませんでした。今夏も何もやらなさそうな雰囲気はありましたが、利用期間中に土浦営業統括センターの企画でスタンプラリーをやるという情報を目にしたので、ときわ路パスを使って参加してみました(スタンプラリーは2023年8月31日まで)
    スタンプを集めるに当たり、旅行当日に下館駅は乗り換え時間の都合で押印できないため、ときわ路パスを事前購入した際に押印しました。スタンプラリーは水戸・土浦エリアの駅キャラのスタンプを集めるもので、下館駅のは「して丸」と言うそうです。シテは下館駅の電略(駅名をカナ2文字で表す記号) キャラクター像はタテガミを明野のひまわりにみせたライオンが小玉スイカの帽子をかぶり、服は駅舎のステンドグラス風、手には五行川を遡上する鮭を持っています。

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  • 今回は乗車した列車は簡略します
    これまでレポートしてきたものは、どんな経路でどんな列車に乗ったか細かく書いてきましたが、今回は簡略させていただきます。決して乗車前(乗車後)に写真を撮るのが面倒になったとかではありません。たしかに写真を撮ってると、写り込みたくなかったり気を利かせて避けてくれる一般客や、そんなのお構いなしに割り込んでくるクソ鉄道マニアがいて神経を使いますが、今回は駅キャラについてきちんと説明しようと思うので省略します。

    ここまでの乗車経路
    JR水戸線 普通736M(岩瀬駅8:22 → 下館駅8:37)
    関東鉄道常総線 快速7038レ(下館駅8:41 → 水海道駅9:17)
    関東鉄道常総線 普通1040レ(水海道駅9:27 → 取手駅9:56)※写真撮影
    JR常磐線 普通1147M(取手駅10:06 → 龍ヶ崎市駅10:15)

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  • 龍ヶ崎市駅「りき坊」
    2つめの駅キャラスタンプは龍ヶ崎市駅の「りき坊」です。りき坊も下館駅のして丸と同じく龍ヶ崎市駅の電略が名前の由来と思われます。頭と足は(手も?)名物の竜ヶ崎コロッケであることは一目で分かりますが、着ている服は…何でしょうか。駅キャラについての情報が少なすぎます。
    駅キャラ自体は昨年末には私も認知していて、スタンプも今年3月から設置されているようです。キャラクターとスタンプの周知のため、今回のスタンプラリーが実施されたものと思われます。

    次の乗車経路
    JR常磐線 普通1149M(龍ヶ崎市駅10:39 → 土浦駅11:01)

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  • 土浦駅「うらっぺ・うらとん」
    3つめの駅キャラスタンプは土浦駅の「うらっぺ」と「うらとん」です。両者とも土浦のうらが名前の由来と思われますが、なぜ豚と鳥なのかは不明です。うらとんは誕生日が土浦駅開業日と同じ11月5日、サイクリングと霞ヶ浦での釣りが趣味ということが公開されています。ほっぺの模様は土浦の花火(土浦全国花火競技大会)と思われますが、独特な形の耳も何かしらの意味がありそうです。
    うらっぺはうらとんの友達としか説明がありません。頭の上にあるのは土浦カレー(つちうらカリー)で、お腹の模様は土浦の花火(土浦全国花火競技大会)と思われます。

    次の乗車経路
    JR常磐線 普通629M(土浦駅11:12 → 石岡駅11:32)

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  • 石岡駅「ししタロ坊や」
    4つめの駅キャラスタンプは石岡駅の「ししタロ坊や」です。身なりが獅子舞っぽく、石岡駅に残る忠犬タローにあやかった名前と思われます。なぜ獅子舞なのかは分かりませんが、他の設定はきちんとしていて、9月5日、石岡のおまつりのため常陸国総社宮へ運ばれている御神酒から生まれた妖精です。石岡の果物を使ったフルーツサンドが大好物で、最近は筑波山でパラグライダーをすることにハマっているそうです(スタンプ台脇に設置のキャラクター案内より抜粋)
    なお、スタンプラリーは4駅分集めるとクリアファイルと引き換えできるのですが、押印したところで駅員さんは精算対応中。対応が終わったら駅員さんもどこかへ行って暫く戻ってこなかったので、ここでの引き換えはやめました。

    次の乗車経路
    JR常磐線 普通631M(石岡駅12:03 → 水戸駅12:35)
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  • 水戸駅で昼食
    石岡駅での待ち時間にNewDaysで何か買って食べても良かったのですが、水戸駅でも待ち時間があるためこちらで昼食。過去の旅行では予定通りに昼食にありつけず、ことごとく水戸駅か勝田駅の立ち食いそばで済ませること多数。ならば次からは全メニューコンプリートを目指して旅行するのもありかななんていいましたが、店内に入って値段を見てビックリ!何と6月下旬に100円を上回る値上げが実施されていました。立ち食いそばの定評である「うまい」、「早い」、「安い」の一角が崩壊しています。これはもう気軽に食べに来られるレベルではありません。
    とりあえず今回はまだ食べたことがないカレーそばを注文。とても美味しかったですし、普通のお店で食べるよりかは全然安いですが、立ち食いそばでこの値段となると、ちょっと考え物です。
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  • 水戸駅「みっちゅん・とっちゅん」
    5つめの駅キャラスタンプは水戸駅の「みっちゅん」と「とっちゅん」です。みととを分けて語尾にスズメの鳴き声を合わせたのが名前の由来と思われます。きちんとJRの帽子をかぶり、関東鉄道のイメージキャラクター「関鉄スズコ・スズオ」とは一線を画しています。
    それにしても水戸駅といい、石岡駅といい、スタンプ台が凄いことになってますね。デザインのようにも思えますが、龍ヶ崎市駅では注意書きがあり、土浦駅は黒のカッターマットを使用していたので、いたずらで押されまくったと思われます。色んな人がいて自由に押せるものなので仕方ありませんが、インクも無限に湧き出るものではないということをご理解頂きたい。
    スタンプ押印後は改札窓口でクリアファイルを引き換え。改札内のNewDaysの裏で記録写真を撮って確認中に、青色のE657系が下を通って行きました。
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  • 水戸 13:15 → 常陸大子 14:33(JR水郡線333D)
    残る駅キャラスタンプは友部駅だけですが、このまま押印して帰路につくのは早すぎるので、寄り道にしては遠い県北へ。乗車したJR水郡線333Dは水戸駅を3両編成で出発し、常陸大子駅で後ろ2両を切り離して単行で郡山駅へと向かう列車です。さすがに福島方面までは乗車せず、常陸大子駅で下車しました。

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  • 常陸大子 15:00 → 水戸 16:57(JR水郡線9822D「風っこ奥久慈号」)
    常陸大子駅まで来たのはトロッコ列車に乗るためでした。季節の臨時列車として不定期に運転されている風っこ号ですが、今回は2両編成の1両がビール列車として貸切のため、指定席券は1両分しか発売されませんでした。元々乗るつもりもなかったですが、今回の計画を立てる上で乗れないか予約サイトと毎日にらめっこ。激レア状態の指定席券をすんなり取れるはずもないと思っていましたが、運転日の1週間ほど前になって空席が出たのを見つけて速攻で予約しました。なお、風っこ号などの「のってたのしい列車」の指定席券は10月1日から値上げが決まっていて、現行の値段で乗れる最後の風っこ号となりました。
    乗車前、常陸大子駅の前では大子町のキャラクター「たき丸」とJR水戸支社のキャラクター「ムコナ」が記念撮影に応じていました。左上に写ってるのは私の指です。乗車開始直後に数分だけ土砂降りになったものの、その後は概ね晴れの天気で、残暑が厳しいながらも車内に吹き込む風はとても快適でした。
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  • 友部駅「栗田 友兵衛」
    最後の駅キャラスタンプは友部駅の「栗田 友兵衛」です。友部駅のある笠間市は栗の作付面積、生産ともに日本一。それを現したキャラクター像です。ねじりハチマキから威勢の良さも伺えます。これで全てのスタンプの押印が終わりました。すでにクリアファイルは引き換え済みですが、友部駅はまさかの配布終了。上野方面から来ると友部駅が4番目なので、引き換えが集中したんでしょうかね。全部押してから貰おうなんて思わなくて良かった。

    ここまでの乗車経路と最後の乗車経路
    JR常磐線 普通430M(水戸駅17:06 → 友部駅17:21)
    JR水戸線 普通764M(友部駅17:53 → 岩瀬駅18:18)
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