ホーム > 特集 > 鉄旅れぽーと > 2022年10月9日 ときわ路パス(秋1)


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  • 今回の旅の目的
    ときわ路パスを利用すると鉄カードがもらえるキャンペーンは今期で第5弾となりますが、10月1日から茨城プレデスティネーションキャンペーンが始まり、さらに10月14日で鉄道開業150年ということで、鉄カードもホログラム入りの特別仕様なので、せっかくだから集めたいと思いました。
    今回からJR東日本の引き換え場所が土浦駅と常陸大子駅に変わったので、出発する地域によっては当日内での鉄カード集めが困難となりました。しかし、前にも書きましたが2回に分けてゆっくり旅行もしたいと考えるとなると、新たに県北地域に引き換え場所ができたことでそうせざるを得なくなりました。
    今日は前半として県南地域を巡ります。

    ちなみに夏の第4弾の記事がありませんよと思うかもしれませんが、計画は立てました。しかし地元を含めたJR水戸線沿線でも新型コロナウィルス感染症の感染者数がとんでもない数になってしまったため、自身の身を守る意味でも鉄カード集めは断念しました。

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  • 真岡 8:14 → 下館 8:37(真岡鐵道110列車)
    真岡鐵道を基点とする場合は益子駅から乗車していましたが、帰る時間の都合で真岡駅から出発です。真岡駅でも鉄カードの引き換えを行っていますが、開始時間は午前9時からなので、帰ってきたときに引き換えます。
    やってきた列車は2両編成。曜日に関係なく朝のラッシュ対応が終わった後でも下館駅で折り返して真岡駅に戻ってくるまで2両編成のままです。3連休の中日でしたが、1両でもソーシャルディスタンスを保ちながら座れるほどの乗客しかいませんでした。
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  • 下館 8:54 → 取手 10:17(関東鉄道常総線1042列車<水海道乗り換え>)
    関東鉄道の引き換え場所も下館駅から竜ヶ崎線竜ヶ崎駅に変わったため常総線に用はありませんが、移動のために乗車します。乗車したのは復刻カラーのキハ2402。このまま取手駅まで行けると思ってましたが、よく見たら水海道乗り換えでした。
    水海道駅からは2両編成のキハ2100形に乗車。この時間はまだ2両編成での運転でしたが、ここでも車内は終始空いていました。
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  • 取手 10:24 → 上野 10:58(JR常磐線3156M)
    所用でときわ路パスのフリーエリアを外れます。JR常磐線上りの特別快速で一路、上野駅へ。
    何をしに行ったかと言うと、Suicaペンギンの大人のお子さまランチを買いに行きました。10月1日から合計2万個限定で東京駅や上野駅の駅弁屋で発売されているもので、販売開始から1週間は朝のラッシュで当日用意分が売り切れるほどの人気ぶりだったとか。なので事前に【ネットでエキナカ】で予約してから引き取りに行きました。
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  • 上野 11:12 → 龍ヶ崎市 12:00(JR常磐線1157M)
    駅弁の引き取りもスムーズに済んで、再びときわ路パスのフリーエリア内に戻ります。取手→上野は両駅の改札を出入りするのでSuicaを使いましたが、上野→龍ヶ崎市では取手駅で途中下車せず乗り通してフリーエリア内に入るので、フリーエリア外の上野−取手は紙の乗車券で利用します。IC乗車券が使えるエリアでフリーきっぷと乗車券を組み合わせるときは、慣れでIC乗車券を利用してしまうとフリーエリアの出入口で途中下車しなくてはならないので注意が必要です。

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  • 佐貫 12:25 → 竜ヶ崎 12:32(関東鉄道竜ヶ崎線31列車)
    佐貫駅が龍ヶ崎市駅に変わってからは始めての下車です。茨城県内のJR線と私鉄の接続では唯一、駅舎を出ないと互いに乗り換えできない構造になっています。とは言え、龍ヶ崎市駅の東口の階段を降りたらそのまままっすぐ進めば佐貫駅なので迷うこともありませんし、最近はコロッケの道しるべもあります。
    駅の写真を撮っていると列車が到着。乗客全員が改札を出たところでホームに入ると、待っていたのは関東鉄道創立100周年のヘッドマークを付けたキハ2001。車内にも大量のコロッケがありましたが、流石に揚げ物のにおいは漂ってきませんでした。
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  • 竜ヶ崎駅で鉄カードをゲット!
    竜ヶ崎駅では改札外の窓口で鉄カードを引き換え(写真は次に乗車した列車内で撮影)
    同じ目的の方もチラホラいましたが、茨城県が企画している御朱印ならぬ「駅印」を買い求める方もいました。読売旅行の「鉄印」は集めていますが、「駅印」は別にいいかな〜と思って集めてません。
    ちなみに「駅印」はフリーきっぷを含む乗車券類の提示と、初穂料300円で1枚頒布してくれます。今年3月から始まって各所限定1,000枚とのことですが、関東鉄道(下妻駅・竜ヶ崎駅)では9月から会社創設100周年バージョンも出ているので、本当に数量限定なのかどうか疑問なところもあります。

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  • またしてもお昼が食べられない!
    1年前は土浦駅の立ち食いそば屋が休憩中だったためNewDays飯になってしまいましたが、今回は立ち寄り予定の竜ヶ崎駅前のミントツリーがイベント出張のため臨時休業でした。お弁当をテイクアウトするつもりでしたし、関東鉄道創立100周年を記念したクラフトビールも買えなくて非常に残念です。
    じっとしてても時間の無駄なので、竜ヶ崎駅に併設されている車庫に行ってキハ532を撮影。かつては駅から少し歩けば竜ヶ崎線の線路に架かる商業施設の歩道橋から車庫を一望することもできましたが、商業施設の閉店に伴って歩道橋は通行止めとなり、解体作業は佳境に差し掛かっていました。
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  • 竜ヶ崎 13:00 → 佐貫 13:07(関東鉄道竜ヶ崎線36列車)
    竜ヶ崎線は佐貫駅と竜ヶ崎駅の間は1駅しかなく、乗車時間も片道7分と短いので同じ車両が行ったり来たりしています。ちなみに竜ヶ崎線は日本で始めてワンマン運転を開始した路線で、一般的な鉄道車両は進行方向の左側に運転席があるのに対し、竜ヶ崎駅行きのキハ2000形(2001と2002の2両在籍)の運転席は右側にあるという日本でも珍しい車両です。竜ヶ崎線の3駅全てのホームが線路に対して西側にあるのでそういった構造になっています。じゃあ線路の東側にホームが無いならそっち側のドアは無いの?と思われますが、ドアは両面にあります。

    佐貫駅に到着後、龍ヶ崎市駅のNewDaysに寄って昼食を購入。電車を待つ間にホームで食べました。なかなか計画通りに事は運びません。

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  • 龍ヶ崎市 13:22 → 土浦 13:45(JR常磐線1165M)
    今回の旅では特急列車や普通列車グリーン車は使いません。ときわ路パスのフリーエリア外に出たときに凄い混んでて座れなかったのは誤算でしたが、それを除けば移動距離も短いですし、車内でくつろぐ必要もありません。

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  • 土浦駅で鉄カードをゲット!
    土浦駅では改札窓口で鉄カードをゲット!今のところ押印を綺麗に収集したいマニアからの指摘はないのか、ハンコを押す位置を確認してくるあの面倒くさいやり取りはありませんでした。
    ちなみに今回の鉄カードにはホログラムが入っていて、光が当たるとキラキラ光る仕様になっています。しかし曇っているし写真を撮る角度も悪いのかキラキラしません。

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  • 土浦 13:57 → 取手 14:21(JR常磐線1182M)
    この後は真岡駅を目指しますが、友部経由より水海道経由の方が若干早く下館駅に着くので、先ほど乗ってきたJR常磐線の折り返し列車に乗車します。
    JR常磐線は今年3月のダイヤ改正で、日中は土浦駅で乗り換えが必要なダイヤに変わりました。土浦駅から南は10両または15両、土浦駅から北は5両編成で運転されています。2・3番線ホームでの対面乗り換えですが、乗車する車両の位置によっては乗り換える電車との距離があり、反対側のホームに電車がいねぇなんてことになるので注意が必要です。

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  • 取手 14:29 → 下館 15:53(関東鉄道常総線5079列車)
    ときわ路パスで常総線を往復するのも久しぶりです。発車間際に乗り込んでも守谷駅までは座れないかなと覚悟していましたが、思いのほか空いていました。
    乗車したキハ5022は関東鉄道の中では最も新しい車両ですが、製造から3年7ヶ月が経っているので、よい感じに擦れて渋みも出てきています。

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  • 少しでも早く下館駅に着きたかったワケ
    下館駅に到着して真岡鐵道のホームへ移動すると、すぐさま「SLもおか」が到着しました。土浦駅から友部経由でもこの後乗車する列車の発車時刻には間に合いますが、乗り換え時間は4分弱で、そうなるとSLが到着するところや連結作業は見られないので水海道経由を選択しました。
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  • 下館 16:03 → 真岡 16:31(真岡鐵道6103レ)
    「SLもおか」には何度か乗車していますが、土・日曜限定ながら日本で唯一、定期運行している普通列車の客車列車に乗車するのは2年前の夏以来です。連休中日ということもあり、普段の日曜日より乗客は多めでした。
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  • 真岡駅で鉄カードをゲット
    真岡駅では「窓口」で鉄カードを引き換えとなっていますが、旅行センターの窓口だったりきっぷ販売窓口だったりと統一性がありません。視認できる案内も無いので思い切ってきっぷ販売窓口の方に声を掛けたら、中に入ってくれと案内されました。今回は旅行センターの方が正解でした。
    記録撮影をした後ろに写っているキハ20形ですが、今年3月下旬にエンジンの再始動テストを行ったそうです。その様子が10月14日より真岡鐵道の公式YouTubeにアップされました。今後、イベント等でエンジンがかかっている状態で見れたりしたら良いですね。

    今回の旅はここまで。次は県央、県北地域の鉄カードを集めます。
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