ホーム > 特集 > イベントれぽーと > 2024年3月9日 梅香るいばらき梅酒トレイン


  • 画像1
  • 梅酒をテーマにしたお酒列車が初運行
    ここまで日本酒列車はJR水戸線で3回、JR常磐線でも1回運行されてきましたが、今回は梅酒です。午前中はJR水戸線の結城駅から勝田駅まで(途中、偕楽園駅か水戸駅で下車可能)、午後はJR常磐線の偕楽園駅から勝田駅折り返しで土浦駅まで(途中、水戸駅か勝田駅から乗車可能)という2つのコースが設定され、JR水戸線のコースに参加してきました。車両は昨年11月にデビューしたイベント専用のE501 SAKIGAKE(さきがけ)。初運行は車両の写真を撮ることに専念したため、今回が初乗車となります。なお、行きは最寄りの駅まで自家用車、帰りは岩瀬駅から桜川市広域連携バスを利用しています。お酒に関するレポートでは何度でも言いますが、飲酒後の車やバイク(自転車含む)の運転はダメ!絶対!です。

  • 画像2
  • 結城 10:03 → 偕楽園 11:36(JR水戸線9789M)
    E501系K754編成を改造したE501 SAKIGAKE(さきがけ)ですが、外観を梅をモチーフにしたラッピングにしただけでも特別感があります。車内はテーブルを設置した以外は職員さんがいろいろ装飾を施したくらいで、所々に残るE501系らしさが気楽に飲食を楽しめる雰囲気をかもしています。
    列車は結城市長らに見送られ、定刻に発車。新治駅まで快調に飛ばし、新治駅の次は笠間駅3番線に停車。さらに友部駅では工事の関係で5番線発着という珍しい体験もできました。
    画像2−1 画像2−2

  • 画像3
  • 4蔵5銘柄の梅酒+1蔵の焼酎が提供
    これまで運転されてきた日本酒列車は、席につくか列車が動き出してからおつまみや日本酒が用意されてきましたが、E501 SAKIGAKEはテーブルが大きいせいか、乗り込んだらすでに氷以外のものが全てが揃った状態でした。列車が動き出し、蔵元の挨拶中に氷が配布されて乾杯という手順でしたが、梅酒で乾杯したのは人生で初めてだったかもしれません(笑)
    今回提供された梅酒は左上から順に、明利酒類(水戸市)の「百年梅酒 完熟梅特別仕込」と「百年梅酒 すっぱい完熟にごり仕立て」、吉久保酒造(水戸市)の「水戸梅酒一品」、左下に移って月の井酒造店(大洗町)の「紅い恋梅」、菊乃花酒造(日立市)の「紅茶の梅酒 3匹の猫アールグレイ」。そして武勇(結城市)の焼酎「粕取り焼酎 小さな蒸留所」です。参加募集の際の説明にお酒の提供量が書いてなかったので結構な量を飲めるのかと期待しましたが、これまでの日本酒列車と変わらずミニカップ1杯ずつの提供でした(後半はおかわりもできました)
    なお、今回も蔵元の関係者が列車に同乗していましたが、筑西市の観光協会の方々も乗車し、PRに勤しんでました。

  • 画像4
  • プチ アミールのおつまみ弁当
    おつまみ弁当も色鮮やかです。作ってくれたのは結城市民文化センターアクロスの中にあるスマイルカフェ プチ アミール。写真とお品書きの紹介順が異なりますが、補足画像の右上から揚げ海老の梅マヨソース(下に玉子焼き)、フルーツ、鶏のから揚げ、2段目右よりすだれ麩ときゅうりの胡麻和え、白菜の篠田巻き(信田巻きの誤り?)、トマト・ブロッコリー・モッツァレラのカプレーゼ(下にキャロットラペ)、下段右より茨城県産ローズポークの角煮、秋葉味噌のおにぎり、鮭の三五八漬け焼き。
    すだれ扶は結城市の伝統食材で、農林水産省が監修する茨城県の郷土料理としても認知されています。結城駅北口にある結城市観光物産センターで乾燥状態のものが販売されています。それと、秋葉味噌は結城駅北口から徒歩10分弱、伝統的な蔵の街並みの中にある糀味噌醸造店です。地元の味を楽しめたのはよかったですが、個人的には梅酒にフルーツはちょっと...という組み合わせでした。
    画像4−1

  • 画像5
  • 梅酒はロックで
    E501 SAKIGAKEには冷蔵庫が備わっていると聞いているので係員が車内を回って氷をくれるものだと思っていたら、ロックアイスが1人1つずつ配布されました。当然ながらミニカップに入る大きさではないので、大き目のポリコップも用意されていました。そちらに氷と梅酒を移しかえていただくという感じでした。また、悪酔い防止用の水の他に割る用の炭酸水も配布されたので、思い思いの飲み方で楽しめたのではないでしょうか。
    ちなみに、武勇の「粕取り焼酎 小さな蒸留所」はロックで飲んだらカーッと熱いものが込み上げてきたので、素直に炭酸水で割っていただきました。

  • 画像6
  • 車内イベントも充実
    日本酒列車は蔵元が席に訪ねてくるので個別に話しを伺えるというのがひとつの売りでしたが、今回はトークショーという形に変更。その代わりというのも変ですが、乗務員による篠笛とギターの生演奏で車内は大いに盛り上がりました。また、恒例となった抽選会ですが、今回も何も当たらないと思って手土産に入っていたせんべいをボリボリ食べていたら、明利酒類より提供のとっくりとお猪口セットが当たってしまいました。あまたのイベント列車に乗車してきましたが、抽選会で当たったの初めてです。
    ※写真は帰宅してから撮影。

  • 画像7
  • 偕楽園駅で下車して自由解散
    解散は参加者の判断にゆだねられ、偕楽園駅、水戸駅、勝田駅のいずれかで自由に下車することが可能だったため、偕楽園駅で下車。E501 SAKIGAKEも5分近く停車したため、記念写真を撮る余裕もありました。ホームでは職員のお出迎えもありましたが、ウェルカムボードなどをよく見たら英語、中国語、韓国語のものもあったので、他の列車と同じものだったようです。しかし私たちの前に座っていた2人組が香港から旅行に来ていた方だったので、意外にも役に立ってたかも知れません。
    下車後は偕楽園に行き、駅に戻ってきたら臨時快速に1駅だけ乗ってから那珂湊駅へ行く予定でした。しかし、天気は良くても寒風が吹き荒れていて、そのせいで乗車予定だった臨時快速(途中まで臨時特急)が福島県内で大幅に遅れ、時間通りに進めなくなるため予定を変更。偕楽園には行かず、偕楽園から線路を挟んだ南側に広がる偕楽園公園を少し散策しました。公園の方にも梅の花は沢山あるので花見は楽しめましたが、とにかく寒かったです。
    画像7−1 画像7−2

  • 画像8
  • 手土産
    今回も沿線自治体より沢山の手土産を頂きましたが、梅酒は食前酒という感覚で飲んでいたらおつまみ弁当だけでは足りなくなり、何点か車内で食べたため順不同での紹介となります。写真に写るのはひたちなか市の「ほっしい〜も」と笠間市の「すいーとまろん」。ほっしい〜もは県央で和・洋菓子店を展開するきくちの商品で、各店舗やJR常磐線のNewDaysなどで購入できます。すいーとまろんは農業生産法人のナガタフーズの商品で、道の駅かさまやネット通販で購入できます。
    補足画像の方は藤永製菓の「ふわり、うす揚げ(醤油)」と根本製菓の「ねもとのおかき」、それと笠間焼きの豆皿です。ふわり、うす揚げの紹介は割愛させていただきます。ねもとのおかきは筑西市外塚にある根本製菓の店舗や、道の駅グランテラス筑西で購入できます。また、画像はありませんが、結城市の水川商店の落花生と、筑西市のキャラクター「ちっくん」のボールペンも頂きました。
    画像8−1 画像8−2
inserted by FC2 system