ホーム > 特集 > イベントれぽーと > 2022年12月10日 水郡線酒蔵紀行(第一章)


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  • 茨城プレDCのイベントのひとつとしてJR水郡線で日本酒列車を運転
    2023年10〜12月に茨城デスティネーションキャンペーンが開催されるのに伴い、その前年となる今年は各地でプレイベントが開催されます。そのひとつとして、JR水郡線沿線のお酒を楽しめる日本酒列車が水戸−常陸大子運転されました。往路は第一章、復路は第二章として別々のイベント列車として運行され、帰りのバスの都合などもあり第一章のみ参加してきました。
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  • 水戸 10:10 → 常陸太田 10:36(JR水郡線)
    2021年7月には新潟県を走る観光列車「越乃Shu*Kura」に乗車してJR水郡線沿線の日本酒を味わえるイベント列車が水戸→磐城石川(矢祭山→磐城塙は回送扱い)で運転されましたが、今回は普通列車(キハE130形のキハE131-1+キハE132-1)での運転です。キハE130形には2人用のボックス席があるため、個人参加の人は2人用を1人で、ペアで参加している人は4人用のボックス席が割り当てられました。車内にはフォトスポットがあるほか、広告もイベントのポスターでしっかり隠されていました。
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  • まずは家久長本店の日本酒で乾杯
    水戸駅を出発してすぐに、今日のおつまみと大子町にある家久長本店の「大吟醸 四度の滝」が提供されました。お酒の量は先月の「水戸線地酒でいやど〜も」と同じでしたが、今回はカップに蔵元の名前が貼られていたのでよかったです。おつまみの方は先月初めに水戸駅のみどりの窓口脇に移転した「いばらき地酒バー」からの提供で、左上より地酒バー特製チーズの酒粕味噌漬け、左下と右上が鳥末食品の筑波巻&レバーワイン煮(常総市)、真ん中が八郷の柿と大根のなます(石岡市)、右下が西野さんの干し芋(ひたちなか市)です。いばらき地酒バーは新潟駅や越後湯沢駅のぽんしゅ館みたいなシステムかと思っていましたが、食事もできるようなので今度行ってみようと思います。
    家久長本店の石井隆之社長が車内アナウンスで乾杯の音頭をとり、JR水郡線沿線の日本酒を堪能する旅が始まります。
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  • 列車は常陸太田駅へ
    JR水郡線には太田支線と呼ばれる盲腸線(上菅谷−常陸太田)があります。通常は水戸駅からの直通列車か、上菅谷−常陸太田で折り返し運転を行っていますが、今日は特別に乗り継ぎ無しで水戸−常陸太田−常陸大子を乗り通します。また、常陸太田駅に限って、改札を出なければホームに降りて記念写真を撮ることも許されました。

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  • 常陸太田 10:43 → 上菅谷10:53(JR水郡線)
    常陸太田駅の出発直後、常陸太田市にある剛烈酒造の「剛烈 純米吟醸」が提供されました。ものすごいインパクトのある社名ですが、水戸藩9代藩主の徳川斉昭公の諡号(生前の行いを褒め称える名前)である烈公が由来だそうです。
    今回、イベントに同行している酒蔵は家久長本店と剛烈酒造のみで、その他の酒造紹介は係員による車内アナウンスでした。まぁ、新型コロナウィルス感染症対策のため窓を開けて、気動車のエンジン音とレールのジョイント音を聞きながらだとなかなか聞き取りづらかったです…。

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  • 上菅谷 11:01 → 常陸大子12:15(JR水郡線)
    常陸太田駅から折り返した列車は再び上菅谷駅に到着。この駅を含め、交換待ち合わせを行う途中駅ではドアは開かず、ホームに降りることはできません。上菅谷駅停車中に常陸太田市にある岡部の「松盛 辛口純米吟醸 LA VIE EN ROSE」と井坂酒造店の「日乃出鶴 純米吟醸(ひたち錦)」、桧山酒造の「ピュア茨城 千姫 純米酒」が一気に提供されました。さらに発車直後には那珂市にある木内酒造の「純米吟醸にごり酒 春一輪」も提供。一瞬にしてテーブルの上が日本酒だらけになりました。JR水郡線沿線の日本酒と言っても、その酒蔵のほとんどが太田支線側に集中しているので仕方がありません。しかし常陸大子駅までの道のりはまだまだ長いので、ゆっくりいただきます。
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  • 常陸大宮駅で最後の日本酒提供
    列車は途中、常陸大宮駅にも停車。その間に常陸大宮市にある根本酒造の「奥久慈の香 吟醸酒」が提供されました。このお酒に関しては、過去にも頂いてますので馴染みの味でした。また、先月の水戸線地酒でいやど〜も同様、最後にアンケートに答えるともう1杯サービスがありました。前回と違う点は数に限りがあるものの、これまで提供された日本酒の中から選べるということ。なので、今日一番に印象深かった「剛烈 純米吟醸」をおかわりさせていただきました。
    おかわりした日本酒も飲み干したところで列車での移動は終わりを迎えます。

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  • 常陸大子駅からリバーサイド奥久慈福寿荘へ
    常陸大子駅ではJR水戸支社の職員とムコナくん、それに大子町のゆるキャラ「たき丸」がお出迎え。記念撮影に応じていましたが、このあと昼食の会場となるリバーサイド奥久慈福寿荘へは第一章のみの参加者から順に送迎バスに乗車ということで、撮ってもらう暇はありませんでした。
    ちなみに今回は同伴者がいたのですが、職員が持っている茨城デスティネーションキャンペーンのフラッグが欲しかったようで聞きに行ってましたが、2024年のアフターDCまで使い続けるとのことでもらうことはできませんでした。

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  • リバーサイド奥久慈福寿荘で豪華な昼食、でも…
    後発(第二章も参加する方々)の送迎バスが到着後、再び家久長本店の石井社長より挨拶があって昼食の時間となりました。大子町といったらやっぱり奥久慈シャモ。今日は鍋でいただきました。その他の料理も美味しかったですが、ここにきて同伴者が酔いつぶれました。列車旅の雰囲気にのまれて通常の倍ほど飲んでましたので仕方の無いことですが、料理にほとんど手をつけられなかったことを非常に悔やんでました。できることなら万全の体調で食べられる機会があればと言ってましたが、ここは宿泊と日帰り入浴のみで、食事のみの提供はしてないんですよね。残念。私の方はすべて平らげましたが、同伴者がそういう状況なので、用意された四合瓶のみ追加料金なしで参加者で呑み分け合うことができたのですが、流石に遠慮しました。
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  • JRと福寿荘の計らいで個別解散に
    昼食後、道の駅奥久慈だいごへ徒歩で向い、そこで解散となる予定でしたが、良い具合に出来上がっている人もいたので、@予定通り徒歩で道の駅へ。A福寿荘のバスで道の駅へ。B福寿荘のバスで常陸大子駅へ。の3つから選ぶことになり、リバーサイド奥久慈福寿荘にて事実上の解散となりました。同伴者も福寿荘を出る頃にはまともになりましたので、歩いて道の駅へと向かいました。
    道の駅奥久慈だいごには温泉施設があるので、そこに入って帰りまでの時間を潰す予定でしたが、安全第一で入浴は中止。りんごを購入し、外のベンチでアイスを食べてから常陸大子駅へ。駅前では茨城県議会議員選挙の候補者演説があり、応援に来ていた大井川知事を見ることができました。選挙演説は最後まで聞くことなく帰りの列車に乗車。後半は色々ありましたが、とても楽しい1日でした。
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