ホーム > 特集 > イベントれぽーと > 2021年2月20日 ノスタルジックな乗車撮影会


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  • ノスタルジックな乗車撮影会
    未だに新型コロナウィルス感染症の収束が見えない中、収益の落ち込んでいる観光業界は感染症対策を徹底した上であれやこれや試行錯誤で集客に奔走。関東鉄道では在来車(旧型車両)を使用したGo Toトラベルが人気となっていました。
    今回のイベントの発売開始日は、年末から実施されていたGo Toトラベルの全国一斉停止の期間延長と重なってしまいましたが、在来車がメインとなるイベントだけに割引や地域共通クーポンの付与が無くとも代金以上の楽しみがあると確信して参加しました。

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  • 取手駅にて受付
    はい、今回も関鉄観光のイベントに参加している証としてシールを貼りました。受付場所には「いばらきアマビエちゃん」の登録QRコードもありましたが、登録している人は少なかったようです。
    受付を済ませたらホームへ移動し、イベントに使用される列車の到着の様子を撮影。サボとかもじっくり撮影したいところですが、出発までそれほど時間が無かったためすぐに乗車して発車を待ちました。

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  • 取手 10:10 → 水海道 10:41(関東鉄道常総線301列車)
    急行きぬかぜのヘッドマークを掲げたイベント列車は、まずは水海道駅へ。常総線内で快速運転のできる設備があるのは守谷−下館となるため、取手駅から守谷駅までは運転停車(事実上の各駅停車)を繰り返しながら水海道駅まで進みました。

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  • 水海道駅でお別れ?
    水海道駅に到着後、参加者は全員降ろされました。ここで今日の見所のひとつで、イベントの触れ込みにもあった「別れて重なる二つのストーリー」の真実が明らかに。4両編成だったイベント列車がなんと! 2両ずつに分割されました。分割併合はJR常磐線の我孫子駅(E231系)や土浦駅(E531系)で日常的に見ることができますが、関東鉄道で団体列車を含め、分割を行うのは過去にあったでしょうか。
    分割によって、下館側はこのまま本線を走行して下妻駅までの乗車を楽しみます。一方の取手側は、車両基地に入って撮影会となります。私は後者に振り分けられたため、下妻行きのグループを見送りました。
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  • 水海道車両基地で撮影会
    下妻行きのグループを見送った後、撮影会のグループもすぐに車両基地へ移動。撮影会の様子はこちらのページに掲載してます(右の画像をクリックしても移動できます)

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  • 水海道車両基地 12:15 → 水海道駅 12:18(関東鉄道常総線305列車)
    撮影会でお世話になった車両に別れを告げ、これからはひたすら乗車の旅へ。

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  • 水海道 12:26 → 下妻 12:53(関東鉄道常総線305列車)
    水海道駅での10分弱の停車の間は自由に撮影。行き先表示は「臨時」が基本でしたが、交換待ち合わせや時間調整のために途中の駅で止まるたびにいろいろ表示が変えられてました。ちなみに今回の列車愛称「鬼怒風(きぬかぜ)」ですが、実際に走っていた急行列車のひとつで、ほかに速達性を重視して設定された特急「しもだて」や、急行列車を設定した際に愛称を募集して決められた「つくばね」があります。「鬼怒風(きぬかぜ)」もこのとき誕生した急行列車です。

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  • 三妻駅で306列車と行き違い
    先に乗車の旅を楽しんできたグループを乗せた列車と三妻駅で行き違いとなりました。運転停車となるため降りることはできず、列車の中からその様子を撮影。こっちに乗っていた車掌さんは再び水海道車両基地で司会進行を務めるために向かいの列車へ移って行きました。

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  • 下妻駅で仕業前点検を見学
    下妻駅に到着すると参加者は全員降ろされて、列車は4番線へと移動します。ここでは昨年末のプレミアム50でも披露された仕業前点検を見学。前回は駅外の歩道橋から見ましたが、今回は近くで見てみました。後は折り返しの時間まで少し余裕があったので、駅の外に出て普通列車なども撮影しました。
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  • 下妻 13:27 → 水海道 14:06(関東鉄道常総線308列車)
    全ての行程を終えて後は取手駅に戻るだけですが、もうひとつのグループが別行動しているのを忘れてはいけません。分かれて重なるんだから再び水海道駅で合流します。
    道中、石下駅に停車しましたが、ここでも前面の表示を一時的に変えたようで、車内の電光掲示板も「臨時」から「快速 下館行」になりました。また、三妻駅では最新鋭のキハ5021と交換待ち合わせ。実に年の差36年という車両同士が肩を並べて走っているのもすごいです。
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  • 水海道駅で併合
    308列車の到着から3分、水海道車両基地で撮影会を楽しんだグループが水海道駅1番線に戻ってきました。ここから連結作業を行うため、前者はやや取手側に移動、後者は1番線から下館側にある引込み線に入り、2番線に転線して連結作業を行うという手順となりますが、このタイミングで行われたグッズ販売の列に並んでいたので撮影できませんでした。それでも連結作業だけは撮影できています。
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  • 水海道 14:36 → 取手 15:13(関東鉄道常総線310列車)
    「分かれて重なる二つのストーリー」は全て完結し、旅の終わりとなる取手駅へ。やはり快速設備の無い守谷−取手は各駅で運転停車となりますが、途中の寺原駅では6分ほど停車してドアを開放。ここで間もなくやってくる下り列車に乗り換えれば、このイベントが終わった後の回送列車を撮影できると言うことで自由解散となりました。正直この辺りで回送列車を撮っても大体逆光になってしまうので、最後まで乗りました。

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  • イベント終了
    取手駅に到着するとイベント列車は5分ほどで水海道駅へと帰っていきました。途中の寺原駅で降りた人はそれほど多くありませんでしたが、取手駅で最後まで列車を見送る人も多くありませんでした。
    その後、取手駅15時27分発の下館行きに乗車して帰途につきましたが、水海道駅でイベント列車の回送に追いついて車内から撮ることができました。
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