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  • DE10形
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  • 力強いディーゼル音を響かせて
    DE10形ディーゼル機関車は電化、非電化区間に関わらず、日本各地で活躍を続ける機関車です。
    仕事内容は貨物駅での入れ換え作業や、貨物列車、配給列車(甲種輸送)の牽引となります。
    蒸気機関車のD51形がデゴイチと呼ばれるようにDE10形もデーテンと呼ばれ親しまれています。
    茨城県内で通常見ることのできるDE10形のすべては高崎車両センターに在籍しています。
    元は宇都宮運転所在籍でしたが、2017年3月4日付で全車が高崎車両センターへ転属しました。

    高崎車両センターにはDE11も配置されていますが、JR水戸線への入線は最近はありませんので
    割愛させていただきます。大雑把に説明すると、DE11形は貨物駅等での入換作業を本務とするため、
    一部機器が省略されている以外はほぼDE10形と同じとなっています。

  • DE10形


    DE10形
  • 運用範囲
    DE10形高崎車は水戸駅、木更津駅、尾久車両センターに出張していて、水戸駅にいるDE10形は
    JR水郡線の西金−水戸のバラスト輸送列車(通称西金工臨)として運転されています。
    稀にレール輸送列車などで常陸大子以北まで乗り入れていましたが、近年は常陸大子までとなり、
    それより北は郡山総合車両センターのDE10形が担当しています。

    JR水戸線では配給列車に充当されることが多く、真岡鐵道のC11形蒸気機関車がイベントのため
    遠征する際や、C12形蒸気機関車、50系客車も含めた大宮総合車両センターへの入出場も
    DE10形の牽引で輸送されます。以前は下館駅での入れ換えをDE10形もしくはDE11形が担当し、
    輸送はEF81形電気機関車が行っていたこともありましたが、近年はDE10形に限定されています。
    また、定期的にJR水戸線〜JR両毛線経由で水戸と高崎車両センター高崎支所を行き来してるので、
    送り込み回送(水戸行き)は午後、返却回送(高崎行き)は午前中に見ることができます。
    とは言え、1〜2ヶ月に1回程度しか運転されないのでなかなか見れるものでもありません。
    なお、関東鉄道や真岡鐵道の甲種輸送は、最近はJR貨物のDE10形が担当するようになっています。

    土・休日の日中に下館駅の真岡鐵道の引込み線に止まっているDE10形1535号機は、真岡鐵道が
    JR東日本から買い取った車両で、朝のSLもおかの回送と夕方の普通客車列車の牽引が本務です。
    さらに追記すれば保安機器の都合上、JR水戸線を走ることはできません(ATS-P未搭載)

    1998年ごろまでは小山駅構内で貨車の入れ替え作業があった関係で、JR水戸線ホームの東側の
    入れ換え線(現在の東口駐輪場付近)でDE10形がひっきりなしに動いていました。立ち食いそばを
    食べている時、DE10形の警笛にビックリして噴出しそうになったことも今では良い思い出でです。



  • DE10形
  • 今後の動向
    DE10形はほとんどが車齢40年をゆうに超えているため、後継機の新造が急務とされています。
    そんな中、2010年にハイブリッド機関車のHD300形が登場します。しかしながらHD300形は、
    貨物駅での入れ換え作業を本務とする仕様のため、DE10形の置き換え候補ではありませんでした。

    DE10形の後継機が登場したのは2017年で、形式はDD200形。車番は試作機を示す901号機です。
    現在は東北地方で試運転を重ねていますが、量産化されればJR貨物の全てのDE10形、DE11形が
    置き換えの対象となります。ただしこれはJR貨物の話であって、高崎車両センターのDE10形、
    DE11形はJR東日本の機関車なので対象外となります。JR東日本では後継機を作る計画は無く、
    機関車を全廃したあとは、レール輸送やバラスト輸送専用の車両を新造する計画があるようです。
    現にレール輸送はキヤE195系が登場しました。バラスト輸送専用の車両の登場も近そうです。

    先述の通り、関東鉄道や真岡鐵道の甲種輸送はJR貨物のDE10形で運転されているので、いずれは DD200形がやってくるのかもしれません。そして高崎車両センターのDE10形も全廃になるならば、
    真岡鐵道の配給列車もJR貨物が担当することになり、DD200形で運転されることが予想できます。
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