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  • E491系
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  • 東日本の安全を見守る
    East i-EことE491系は、老朽化した電気検測車(443系)の置き換え車両として2002年に登場。
    JR東日本の在来線電化区間を走りながら検査、データの収集をしている。
    ちなみにEast i-Eはイースト・アイ・ダッシュ・イーと読む。
    イーストをもじってイースト菌、アイをもじって愛ちゃんなど、鉄道マニアの呼び方も様々だ。
    当然のことだが、一般人は乗車することはできない。


  • E491系
  • 運用範囲
    JR東日本の電化区間だけではなく、JRと直通運転を行っている私鉄や、かつてJRだった
    第三セクターのほか、新金線(JR常磐線金町−JR総武線新小岩操車場)や東海道貨物線などの
    貨物線の検測も行っている。JR日光線など一部例外もあったが、2017年5月にわたらせ渓谷鐵道で
    発生したEast i-D脱線事故の影響で、East i-Dが検測してた電化区間も肩代わりしている。

    検測は各線区とも年4回程度で、JR水戸線での検測運転は1月中旬、4月上旬、7月下旬と10月中旬。
    (その年によって運転日が異なるため、1ヶ月ほど前後する場合有り)
    ほかに毎年6月頃に郡山総合車両センターへの入場および出場があるので、機会としては5回見れる。
    以前は入出場時に現在の7月下旬にあたる検測をすることもあったが、近年では別々に行っている。

    年末年始とゴールデンウィークは勝田車両センターに帰区し、構内18番線に留置されている。

  • E491系
  • 設備
    勝田駅基準で上野寄り1号車に当たるクヤE490-1は、軌道状態(線路の状態)を検査。
    中間車のモヤE490-1は、架線状態(電線の状態)を検査。形状はシングルアームとなっていて、
    2基あるうち進行方向後ろのパンタグラフを上げて検査する。
    いわき寄りのクモヤE491-1は、地上に設置された信号機器や通信設備の状態を検査。

    仙台車両センターに所属するマヤ50 5001を連結することで、トンネル内や駅のホームなど、
    列車と構造物の隙間が規定どおりに保たれているか検査する建築限界測定もできる。
    建築限界測定の際のマヤ50 5001は、クヤE490-1とモヤE490-1の間に連結される。

  • E491系
  • 今後の動向
    線路異常の早期発見を目的に、各線区で普通列車への線路モニタリング装置の設置が実施されている。
    しかし線路モニタリング装置で検査できるのは線路のみで、架線や地上子の検査ともなると、
    やはり専用の車両が必須である。East i-Eは年に1度、郡山総合車両センターで点検を受けてるが、
    車齢もまもなく20年。後継機の話が出てきてもおかしくないが、2018年7月よりATACS対応となる。
    ATACSが導入されているのはJR仙石線とJR埼京線のみ。このうちJR仙石線は
    East i-Dが担当していたが、先述したとおり、事故の影響でまともな検測が出来ない状態である。
    East i-EがJR仙石線に入線する為の措置か、それともまだ暫くがんばってくれるのか、
    動向を見守りたい。

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